Content砂糖の日!
今日は、3月10日、「さ(3)とう(10)」ということで、「砂糖の日」です!!
「砂糖の日」は、砂糖の優れた栄養価などを見直す日として制定されました。
砂糖は、現在のインド・パキスタン地域が原産地で、紀元前4千年紀頃から栽培されていたとされています。古代インドでは、砂糖をアーユルヴェーダ(伝統的な医療方法)において薬として使用されていました。
その後、アレクサンダー大王の東征やローマ帝国の拡大に伴い、砂糖は地中海地域にもたらされ、中世ヨーロッパでも香辛料とともに貴重な商品として扱われるようになりました。
16世紀には、スペイン人がカリブ海諸島や南米においてサトウキビを栽培し、砂糖生産を始めました。このころから、大量生産による安価な砂糖の供給が可能になり、一般の人々も手軽に砂糖を食べることができるようになりました。
また、18世紀にはイギリスが砂糖貿易の中心国となり、植民地支配や奴隷制度を利用して大量生産を行っていました。そのため、砂糖は奴隷貿易や植民地支配と深く結びついた商品としても知られています。
現代においては、世界中で生産され、加工食品や菓子、飲料など、さまざまな食品に使用されています。また、健康面の問題から、砂糖の過剰摂取が懸念されており、代替甘味料や低カロリー糖類などが開発されています。
砂糖は、様々な人たちの苦労によって、私たちが食べることができるようになったのですね(‘_’)
今回は砂糖の作り方も調べてみました!(^^)!
~砂糖の作り方~
砂糖は、主にサトウキビや甜菜から作られます。以下は、サトウキビから砂糖を作る一般的な方法です。
収穫: サトウキビを刈り取り、葉や茎を切り落とします。
圧搾: サトウキビの茎から、ジュースを絞り出します。このジュースには、糖分が含まれています。
清澄: ジュースをろ過して、不純物を取り除きます。
煮詰め: ジュースを大きな釜で加熱し、水分を飛ばして濃縮します。この過程で、砂糖結晶が形成されます。
結晶化: 濃縮されたジュースを冷やし、かき混ぜながら砂糖結晶を形成させます。
乾燥: 砂糖結晶をドラムドライヤーやオーブンなどで乾燥させます。
精製: 砂糖結晶に残っている不純物を取り除いて、最終的な砂糖を作ります。
以上が、サトウキビから砂糖を作る一般的な方法です。甜菜から作る場合も、基本的な工程は同じですが、一部違う点もあります。砂糖の種類や品質を調整するために、さまざまな工程を加える場合もあります。
結構手が込んでますね!
今日は砂糖に感謝して1日を過ごそうと思います!